
去年の秋から冬期湛水・不耕起での無農薬栽培に
取り組んでいます。
田んぼの持つ本当の力は
現在主流の農薬漬けの米作りでは全く発揮できないのです。
田んぼが本来持っている生態系の中で
いのちの繋がりを感じながらお米を作れる醍醐味が
冬期湛水・不耕起栽培にはあります。
ワラ1本から始まるストーリー
いきもの、いのち、しぜん
すべてに感謝しながら
ワラ・藁
稲刈りは終わりではなく、新たな始まりとなります。
たくさんの藁が田んぼに撒かれます。
冬の間、田んぼに水を張ることでゆっくりと藁を分解し
それをエサにする土壌生物を育てていくのです。
トロトロ層
イトミミズなどの土壌生物の排泄物が表面に堆積し
それが硬かった田んぼの表面をやわらかくします。
肥料分も多く含むので冬期湛水・不耕起栽培は
人が肥料を与えない、いわゆる無施肥でも
田んぼの中に肥料供給の仕組みが出来ていると言われています。
下の動画は、代掻きしていない田んぼですが
表面のトロトロ層を確認して頂けると思います。
慣行農法の田んぼではこのようにはなりません。
もう一方で現実的な自然農法の普及ということも考えています。
慣行農家の皆さんができるだけスムーズに移行できるやり方を
試行錯誤しながら探っています。
特に大きなポイントが不耕起専用の田植機ではなく
普通、一般に販売されている田植機で
不耕起田の田植えを可能にすることです。
動力除草機と併せて、不耕起自然農法へ
転換するお手伝いをしていきたいと思っています。
もちろん無農薬栽培なので決して楽ではありません。
何度除草機を入れても雑草は生えてきます。
最後はただ、ただ手取り除草
今年初めて挑戦している不耕起栽培は
除草作業の軽減が目的の一つだったのですが、結局最後は
這いつくばって手取り除草しなければならないと思います。
それでも従来の耕起型無農薬栽培に比べれば
精神的、肉体的に除草プレッシャーから解放されます。
生態系はできるだけ壊したくないので不耕起田に動力除草機は入れません。
冬期湛水・不耕起米完売により従来の無農薬栽培の新米に切り替わりました。






